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2026年度第1回アドバイザリーボード会合を開催しました

202687日、JaCERはアドバイザリーボード会合をオンラインで開催しました。会合には、アニタ・ラマサストリー氏、アイシャ・ビディン氏、ダンテ・ペセ・ゴンザレス氏をはじめとするアドバイザリーボードメンバーが参加し、JaCERの対話救済プラットフォームの運営や今後の制度改善について意見交換を行いました。

 今回の会合では、特に通報事案への対応を終了する際の基準について重点的に議論しました。JaCERから、当事者間で合意に至らない場合を含め、JaCERが事案の実体的な正誤を判断するのではなく、企業による事実確認、実質的な対話、是正・救済措置の検討、情報提供など、対応プロセスの適正性を確認することを基本とする考え方を説明しました。

 アドバイザリーボードメンバーからは、この方向性について概ね支持が示されるとともに、企業が自ら定めた苦情処理手続を遵守しているかを確認すること、事実確認や「実質的な対話」の適切性を評価するための基準をより明確にすること、事案終了後のフォローアップを検討することなど、さまざまな助言が寄せられました。

 また、JaCERの通報受付・対応状況について報告し、事案から得られた知見を蓄積・分析して、会員企業間でグッドプラクティスを共有していくことの重要性についても議論しました。アドバイザリーボードからは、通報事案をテーマや地域別に分析し、経年的な傾向や構造的な課題を把握することなどが提案されました。

 JaCERでは、今回の議論や国内外のステークホルダーから寄せられた意見を踏まえ、その後、「事案対応の終了に関する基準*の策定を進めるなど、対話救済プラットフォームの予測可能性、透明性および実効性のさらなる向上に取り組んでいます。

 今後もアドバイザリーボードとの継続的な対話を通じて、国際的な知見をJaCERの実務に取り入れ、企業と影響を受けるステークホルダーとの対話および実効的な救済へのアクセスの促進に努めてまいります。

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