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(報告)第1回対話救済実務研修の実施

2022127日(水)、JaCERは会員企業の実務担当者を対象に、第1回対話救済実務研修(オンラインとのハイブリッド形式)を東京・笹川平和財団ビルにて開催致しました(後援:公益財団法人笹川平和財団)。

JaCERの実施する第1回目の本研修会では、会員企業20社より45名の方々にご参加いただきました。研修では、菅原絵美氏(大阪経済法科大学国際学部教授、JaCER理事)、四方敏夫氏(元不二製油グループ本社株式会社、JaCER顧問)が基調講演を行い、ビジネスと人権指導原則に準拠した対話救済のあり方、苦情処理メカニズムの運用における実務上の留意点について理解を深めました。後半では「海外サプライチェーンにおける労働問題に関する苦情への対応」についてケーススタディ学習会(グループワーク形式)が行われ、実際の苦情処理対応を想定した対応等について、参加者の皆様とともに議論を深める内容となりました。

今後もJaCERでは、各分野の専門家を招聘し、会員企業の皆様向けに効果的な研修を実施していきたいと考えています。また、一般向けにも毎年開催されている「対話救済フォーラム」(次回20232月予定)への協力などを通じて、日本における対話救済への理解促進・普及活動に取り組んでいきたいと考えています。

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