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(報告)第2回対話救済実務研修の実施

202338日(水)、JaCERは会員企業の実務担当者を対象に、第2回対話救済実務研修(オンラインとのハイブリッド形式)を東京で開催致しました(後援:公益財団法人笹川平和財団)。第2回の研修会では、会員企業19社より約40名の方々にご参加いただきました。

今回の研修では、外国人技能実習生の人権問題に取り組む、外国人労働者弁護団の指宿昭一弁護士、中村優介弁護士、宮城知佳弁護士、BHRローヤーズネットワーク大村恵実の弁護士に講師を務めていただき、現実に発生している技能実習生への人権侵害をベースにした架空の人権侵害事案の通報がJaCERにあったと想定し、各企業の実務担当者がこうした事案にどのように対応をするのか、グループワークを交えながら、シミュレーションする内容でした。JaCER代表理事の高橋弁護士からは、JaCERの手続きの解説を行い、後半のパネルディスカッションでは代表理事の蔵元弁護士も登壇し、JaCER助言仲介委員を活用した場合を想定したロールプレイングのディスカッションも行われました。

特に、外国人労働者弁護団の弁護士の講師からは、実際に起きている外国人技能実習生の人権侵害の実態や、望ましい救済策のあり方についても解説があり、参加者は問題への理解と対応方法について理解を深める機会となりました。

今後もJaCERでは、外部の専門家の協力を得ながら、会員企業の担当者の皆様向けに効果的な研修を提供していく予定です。
また、第2回研修会の前には、第1回会員総会を開催しました。

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